泣くとなぜストレス解消に繋がる?

「ストレスが辛くてもう泣きたい」と落ち込んだときには、いっそ泣いてしまうことをおすすめします。ストレスに耐えられず泣くという行動はネガティブなイメージを持つかもしれませんが、実は泣くことはストレス解消に大いに有効であると言われています。それは、体内にある自律神経のはたらきによるものです。自律神経は緊張状態をつくり出す交感神経とリラックス状態をつくり出す副交感神経で成り立っており、それが交互にスイッチしています。そして泣くことで副交感神経が優位になりやすくなるのです。心身がリラックスし開放的な状態になれば、ストレスの解消にも繋がります。このように、泣いてストレスを発散する方法は、「涙活」という活動としても紹介されています。

リラックスできる環境で思いっきり泣くことが大切

ストレス解消に繋がるような泣き方をするコツとしてまず大切なのは、自分がリラックスしやすい環境で泣くことです。仕事で溜まったストレスをはらそうと、職場の皆がいる前で泣くなどはおすすめできません。自宅など気を許せる場所で泣くのが良いでしょう。また、1人で泣くのも良いですが、友達や家族など親しい誰かの前で泣くという方法もあります。誰かに相談して泣いてすっきりしたという経験を持っている人は多いのではないでしょうか。気を許せる人の前で泣けば、より開放的な気持ちになれるでしょう。なお、どのような感情とともに泣くかも大事なポイントです。ストレスの原因に怒りをぶつけながら泣くのもそれはそれでアリです。しかし、より気持ち良く涙を流したいならおすすめなのは、感動できるもので泣くこと。映画・ドラマ・小説・漫画・ドキュメンタリー・スポーツ観戦など媒体は問いません。

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